今年もあと残りひと月となってしまいましたが、今年も政治、経済、スポーツなど様々なニュースに溢れた年でありました。
日本の政治では、参議院選挙での民主党の勝利による「ねじれ」の問題が起こり、今後どれだけ続くのかと思うと些かうんざりしてきます。
スポーツの世界では、ゴルフとメジャーリーグベースボールへの関心が高まった年でありました。
アメリカのゴルフ界では結局、今年もタイガーウッズの年になりましたが、メジャーリーグでは日本選手の活躍が目立ち、多くのニュースとなって私たちを楽しませてくれました。来シーズンはどのような事になるのか興味が尽きません。
そして日本では、今年、彗星のように現れた石川遼君が大きな話題となりました。今後、彼が着実に成長し、日本のトッププレーヤーとして育ってくれれば、日本のゴルフ界に大いに貢献してくれるものと思います。石川君の来年の活躍には大いに期待したいものです。
最後に今年のゴルフ場業界を振り返ってみますと、芝草管理の側からは、夏の猛暑があったとはいえ通年では芝草にとって良い年であったように思えます。ただ、これから冬の気候が平年並みの予想ということで、昨冬とは違った寒い冬になる可能性が高く、このことはマイナス材料と言わざるを得ません。ゴルフ場側としては、ややコースに賑わいが見られるようになった感じもあり、いくぶん明るい傾向にあったかと思います。是非、来年もこの傾向が続いてほしいものです。