コース管理のコストと品質

コース管理体制や管理方法について改善をお考えのゴルフ場運営者の方へ

ゴルフコースの芝草管理の
考え方と品質やコストについて

南北に長い国土をもつ日本では、北海道と九州・沖縄地方では気温の差も大きく異なり、それに加えて山地の標高などが関わり様々な気象条件が存在します。
一方で暖地型芝草と寒地型芝草など芝種によって最適な育成の気象や環境条件、管理の方法が異なるため、使用される地域の気象条件などに合った芝種が重要となります。さらにその維持管理には芝生の使用条件などに合わせた床土の造成と必要な排水設備、散水設備の設置を適切に配備されているからこそ、美しい芝生が永く維持されることができます。

当社では50年を超える経験やノウハウを活かして、芝生の景観はもちろん管理性や排水性が優れ、お客様により良い芝地を維持していただけるような、芝種の選定から造成工事のご提案を行っております。
美しい芝生が維持管理され、お客様と喜びを感じるような芝地をつくり続けたいと願っております。

1.コース管理部門の現状の把握と管理の問題点

(1)コース管理の現状を把握する

ゴルフ場のオーナー様や支配人様とゴルフコースの管理の問題についてのご質問をしますと、「グリーンの状態が悪い」「何をしているかわからない」と言うお話しをお聞きすることがあります。それは何が原因で問題なのでしょうか。 まず大切な事は、コース管理の現状と経費について正しく把握することが必要となります。これには、コースの状態の診断は勿論のこと、人件費、資材費等の各費用項目別の詳細な分析や、作業機械、散水設備、コースの土壌条件、地形、芝草の種類等、管理コストに関わる各種データの分析なども含まれます。 それら各項目を種々検討、分析した後、はじめてコース管理コストの見直しに入る事ができるようになります。こうした資料の収集と検討が十分でなければ、従来のコース管理における無駄な部分の指摘ができず、コストの調整や削減の管理の具体的な方策を立案することも困難になります。

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(2)コスト削減について

コース管理費用の削減に当たっては、例えば10%とか20%の金額削減の提示があったとしても、どの部分を削り、そのためにどの程度の品質の低下が予測されるかについて検討されなければなりません。つまり、「ここならば削れる」、また「この部分だけは絶対に減らせない」、というところが必ずあるはずで、そこをうまく見つけ出すことが最も大切なのです。こうした作業が適切に行われていなければ、どの部分にメスを入れるかという判断は難しいわけで、全ての経費を10%・20%減らすという単純な問題ではありません。 こうした検討もされないまま費用額だけを低く抑えるという方法では、必ずやそのしわ寄せが管理品質の著しい低下という形で現れることになり、コースが劣化し最終的にはお客様満足度が低下してしまい、それを取り戻す為の長期的な時間と経費を考えると無駄使いにもなってしまいます。

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(3)グリーンの品質維持の重要性が問われる時代

昨今の地球温暖化はゴルフコースの品質や芝種の選択の検討から管理手法の変更など、コースメンテナンスに大きな転換期になるほどの影響が及んでいます。昨年は3月から11月平均気温が2℃以上も高い気象条件の中でベントグラスグリーンの管理が非常に難しくなり、夏の状況をみるとグリーンにダメージを受けてしまったコースが少なくありません。ゴルフコースの芝草管理にとって、見た目の美しさという要素は非常に大切なことです。 管理費の削減、設備や作業機械への投資の遅れは、徐々にコース品質の低下を招き、限度を超えてしまいますと、急激に著しいコース品質の低下が起きてきます。こうした場面では、管理者の能力やセンスといったものがいつも以上に問われることになり、その有無や良し悪しがコースの状態を大きく左右してしまいます。シーズンを通して良い品質が維持管理されるコースの実現、これは管理者の優れたセンスと高い技術による成果として高く評価されて然るべきであります。ゴルフ場経営者や運営者とコース管理者双方でより沿い高い評価を得られる雰囲気である必要性も強く感じております。 ティグラウンド、フェアウェイが100%の品質であっても、ゴルフコースの品質で最も重要性が高いグリーンがレベル以下であっては、トータルでのコースの品質評価は下がってしまいます。 近年日本のゴルフコースでは、アマチュアゴルファーのグリーンクオリティやボールスピードへの要求度は年々高まり、その評価や評判はネット上ですぐに他のゴルファーにも伝わりますので、集客に直接影響されるものとなります。 インターシード工法も一般的なものとなった現在では、グリーンに使用する芝種の選択も重要な事であり、暖地型芝草のバミューダグラスと寒地型芝草のベントグラスも含めますと芝種の選択肢は多くなってきます。コースの気象や環境、お客様のニーズ、管理性を含めて選択して、そのコースや芝種に適した管理手法を取り入れる事は、ゴルフコースの運営やメンテナンスの永遠のテーマとなります。

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(4)経費配分のバランスの重要性

例え18ホールのゴルフコースと言っても地形、コースのデザイン、気象条件、土壌条件、樹木などコース管理に影響する要因は様々ですから、どのコースも同じ管理方法や一律の予算で処理する事はできません。 また、コース全体を見て、グリーン・ティーイングエリア・フェアウェイ・ラフ・バンカー・林帯・修景池などエリアがバランスよく整備される事が理想です。コース全体の評価が10段階中、7の評価であるとした場合、ラフの評価が9、ティグラウンドが2といった評価が出たとすれば、これは経費の使い方も含めてバランスの良い管理とは言えなくなってしまいます。 コースの地形がフラットで樹木が少ないコースの場合、機械力をフルに発揮できますので、少ない人数で効率良く管理が行え、全体的なバランスの取れた美しいコースとなります。しかしそのようなコースはほんの僅かで、大部分のコースがそれぞれに固有の悩みや問題を抱えているようです。ですから、こうしたコースでは、全体のバランスを取るためにも、コース事情に合わせた経費配分を考えることが重要となります。例えば、ゴルフコースの地形などにより手間が掛かり、人件費がどうしても大きく削れない場合や、グリーンの床土が悪いために各種の病害や種々の障害が発生する場合などは、費用をそこに配分することなどにより、ゴルフコース全体のバランスを保つ工夫が必要となります。

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(5)管理者の技術力向上

日本のゴルフ場の管理技術は、近年明らかに向上しております。また管理に使用する資材や管理作業機械も大きく進歩していますので、最適なものを選択し管理を実行する事も管理者の技術の一つとも言えるでしょう。 コースの芝草管理の品質の向上を実現するに当たっては、管理技術の向上が極めて大きな要素であり、最後はこの一言に尽きるとも言えます。またそれが管理コストに大きく影響されることがあります。 しかしグリーンキーパーの技術が最大限に発揮されるためには、ある程度経費的な後押しや管理環境の整備も必要であり、それにより良いコースづくりが実現できるとも考えられます。現在、グリーンキーパーには新たな発想への転換と種々の面での更なる技術力の向上が求められてきており、それらの達成なくしては、経費削減ができたとしても結果は決して良いものにはならないはずです。 今日のゴルフコースの芝草管理には、人的資源の有効利用や日々使用する管理資材の選択まで、実に幅広い技術と経験が要求されており、また、それら全てが管理コストに直に関わってきます。ベテランキーパーが持つ長い年月を経た様々な経験と技術の価値は計り知れないほどですが、例えキーパー個人の技術が完璧なものであっても、実際に作業をする一人一人の技術がそれに伴わなくては、決して100%の力は発揮できません。当然、グリーンキーパーの指示を100%理解した上での作業と、指示されただけの作業を実行するのとでは、結果に大きな開きが生じてきます。つまり、グリーンキーパーは自身の知識向上に努めることは勿論のこと、それらの知識を作業員全員に伝え、正しく理解させることにも鋭意努力しなければならないのです。また、このグリーンキーパー自身の考えを伝える能力は単にコース管理スタッフへの教育といった場面だけでなく、オーナー様、支配人様、プレーヤーの皆様へ「なぜ、今この作業をするのか?」「なぜ、新しい機械が必要なのか?」など、特に、ゴルフ場運営に潤沢な費用をかけることが難しくなっている中で、グリーンキーパーにとって今後必要不可欠とされる能力(コミュニケーション力)であると思っています。 コース管理の経費の中で人件費は、大きなウエイトを占める部分でもあります。同じ人数、同じ人件費でも一人一人が明確な意識と正しい知識を持って作業することや作業効率を高める事ができれば、品質の向上が可能となります。それには、作業員全員の機械操作等のテクニック向上は勿論ですが、芝草の知識や品質向上への知識が不可欠です。 このように、グリーンキーパーのみならず、管理者全員の意識の向上と持続的な努力が必要なのですが、もしこれらが完全に実行できれば、「理想のコースの品質」の実現が可能となるはずです。

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(6)管理作業人員の確保

近年の管理技術力のアップの要因には、管理作業資材の向上と管理作業機械の能率が上がった事は管理者にとって大きなメリットとしてあげられます。またもう一つ常に大きなテーマとして、作業員の雇用は最重要課題となるでしょう。良いグリーンキーパーが従事していても作業員の雇用が維持できなければコース作業は成り立たないばかりか、目標となるコース管理品質の維持も難しくなってしまいます。 労力の配分から見ますと、コース管理の中でウエイトの高い作業は、グリーンの刈込みなどお客様がラウンドされる前に行う朝の準備作業、フェアウェイやラフの刈込み、バンカー均しやホールカップ切りなど翌日の準備作業、そして冬期ではグリーンカバー掛けや落ち葉の清掃作業などです。この作業の多くが専用の作業機械を使用して行う作業となっておりますので、いかに作業効率の良い機械を使用するかが、作業時間の短縮や作業人員減にもつながります。また時間の限られる作業シーズンや単純作業の部分は、アルバイトやパートタイマーによる雇用により、他の作業員が主要な作業に当たる事も可能になってきます。 募集をしても雇用に結びつかないゴルフ場も多くなってきているようです。経験のある人員であればなおさら雇用するのは難しい状況になっているようで、ハローワークや求人サイトを駆使して常に求人をしているが現状のようです。今後は経験のないアルバイトや高齢の方でも可能な作業と熟練した作業員が当たらなければならない作業を区別し、それに合った人材を確保するような工夫や努力も必要になってきています。

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(7)機械力による作業効率向上と品質

コース管理経費の人件費割合を下げるための方策として、機械力により刈込などの作業効率を上げることが考えられます。これがコストや品質に大きく寄与することも事実です。 ここで作業機械と言う視点で考えますと、最新の機械やコースの作業に合った機械を使用する事で作業効率を向上させる事と、作業精度や仕上がり品質が向上すると言う2つのメリットがあると考えます。その為にも作業機械の購入を検討する場合、コースの地形や芝種に合った機械を選択する事が必要です。切れ味の良い刈込機械で作業する事は仕上がりや品質を高める要素となり、刈込の作業スピードにも影響します。また、目土や肥料散布機では均一に散布する作業精度と作業幅やスピードの検討が必要です。このように機械によって仕上がりや作業精度が高まる事は、芝生の品質にも直結する重要な要素となります。 機械力の増強に当たっては、そのコースに合った機械の作業幅、機械重量、エンジンのパワーと登坂能力などを比較検討して最適な機械を選択し導入する事となります。例えばラフ刈機について考えてみますと、その機種がコースの造形や傾斜角度や面積に対応できるか、また植栽樹木などの障害物が多いために刈込み作業の能率が極端に低下するような問題が生じる場合もありますので注意しなければなりません。樹木が成長して障害となり作業効率から考えて間伐が必要になる場合も多いようです。そうすることで目に見えて作業能率はアップしますし、周囲の樹木や芝草の生育が改善されるという効果も期待できます。作業能率の向上を考えて管理機械を選択し、より効率を上げる為の環境整備も積極的に行う事で効果が高まります。 また機械そのもののメンテナンスが充分に行えているかも重要です。機械の寿命はメンテナンスの良否によって大きく左右されるもので、日々の点検・清掃、オイルやグリスなどの油脂類、ベアリングなどの消耗品の交換、刈刃の調整メンテナンスが機械の寿命や本来もつ性能を発揮するかにも影響します。当然、その差は管理コストにも大きく反映されるわけで、いずれは人件費をカバーするのに充分な程のコストの差になる事もあるでしょう。 このように考えますと、機械の減価償却費用や定額のリース料などは単年度の経費面では負担増となりますが、人件費とも関連して長期的な投資と考えメリットを見出すことができるはずです。 自動車と同様に芝刈り機も自動運転やEV化も機械メーカーが積極的に開発を進めているようで、完成度も高まっております。これまで以上に機械力によるメリットが大きくなる事も期待できると考えます。

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(8)管理資材を有効に活用する

ゴルフコース管理で使用する主な資材として、肥料、殺菌剤、殺虫剤、除草剤、砂などがあります。それらの資材をいかに有効に利用するかが、高い品質の芝草を維持する上でも大切なことであり、コスト面でも大きなウエイトを占めるものになります。そのためには、まず各種資材の情報の収集が必要です。 散布薬量、効果の範囲や残効期間なども考慮して優れた薬剤を使用すれば、散布回数や所要時間を従来よりも減らすことができるわけです。しかし、優れた薬剤も散布のタイミングや散布精度の良し悪しで、結果に大きな違いが出ることにもなります。つまり、時期の判断も含めた散布技術自体が従来の数倍の価値を持つようになったわけです。また薬剤使用の対象となる病害虫の判別や雑草の種別などの判別能力も管理技術の要素になります。 グリーンの品質管理の点から目土散布回数の増加に伴い、全体に砂の使用量は増えております。砂質についても、性質の違いを見分け、最適な砂を選択する目を持つことが重要となります。 また近年では管理資材も進歩し、それに合わせるように芝生の育て方も進化しています。この技術の有無が、10年という長い単位で考えると非常に大きな差になってきます。しかも、最近の物価上昇による資材の価格上昇、物流コストの上昇が著しい中で、予算の許す範囲で最適なものを選ばなければならないわけですから、予算が限られてくればくるほど選択が難しくなり、それだけ高い能力が要求されてくると言えます。

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(9)グリーンキーパーの位置付けと存在意義

お客様に評価される「良いゴルフ場」とはどのようなものでしょうか。みなさんが「もう一度行ってみたいコース」とはどんなコースだったでしょうか。コースレイアウトやデザインが良くコースコンディションが素晴らしいゴルフ場に行くと、とても気持ちよくプレーする事ができます。もちろんそんな気持ちでプレーするとスイングもスコアも良くなってしまうものです。みなさんもそんな気持ちでプレーをした事があると思います。それに笑顔のスタッフの方が心地よいサービスをしてくれて、美味しい食事が提供されたら、楽しい一日となることは間違いないでしょう。 ゴルフ場の評価はコースレイアウトなどのデザイン、それとターフコンディションであり、わたしたちのようなコース管理に携わる者は、コースメンテナンスによってゴルフ場の評価を高める為に、日々努力しています。 日本の狭い国土の中で2,400ものコースが造成されていますので、全てが良い地形に恵まれているわけではありません。それを補うためにもグリーン、ティーイングエリア、フェアウェイなどのターフコンディションを整え、お客様にプレーを楽しんでいただき、更にコースの評価を上げる努力をする事がコース管理者の役割であると考えます。グリーンの芝が均一でなくボールが思ったところに転がらない、フェアウェイやラフも雑草が多く裸地化してしまい、シューズが泥だらけになってしまうコースでは評価を下げてしまいます。 そんなお客様の思う「良いゴルフ場」の芝生をコース管理作業によってつくり上げる仕事をしているのがグリーンキーパーです。 コース管理には多くの作業があります。毎日グリーンから始まる散水作業・刈込・薬剤散布・目土散布・ホールカップ切・清掃・樹木整備など作業は多種多様で、それを指揮する為には労務管理、経理予算管理、植物や土壌学、機械、電気などの知識とデータ管理が必要であり、それを基にして経験から判断して日々の作業を計画実行する指揮をとっているわけです。グリーンキーパーにも人としての個性がありますので得意分野もあり不得意もあるかもしれません。しかし良いコースづくりを目指して努力し続けているからこそ、ゴルフ場としての施設が営業できる状態が維持されているわけです。それだけでも尊敬に値する職業ではないでしょうか。わが社にも10人をこえるグリーンキーパーやグラウンドキーパーが芝生管理に従事しております。朝早くからコースに行き状態を把握して、夏季のシーズン中は芝生の状態が気になり夜遅くに芝生を見にいく事もあります。 私がこの業界に入ったころには、ゴルフ場の中でのグリーンキーパーの地位は支配人の次の役職であり、グリーンキーパー兼副支配人という地位にいた方も多かったように思います。 しかし現在はどうでしょう、コースで作業している作業員として見られていないでしょうか。ゴルフ場の広大な敷地にある大切な芝生を管理する責任を負っているグリーンキーパーにはもっと社会的地位が高くなるべきで、ゴルフ場の中においても認められる存在であるべきだと思っています。私は今グリーンキーパーとお会いする機会が多く、日々の苦労を認識しておりますので常にグリーンキーパーには「リスペクト」をもって接しています。 「グリーンが遅い」「ティに芝がない」「ラフが長い」「バンカーの砂がない」と言うクレームをコース管理に伝えるばかりではなく、ゴルフ場を良くする為に、そのゴルフ場のコンディションを少しでも向上させてプレーヤーに喜んでいただく為のミッションを共に実現させると言う意識は、ゴルフ場の全てのスタッフの方がもつべき目標のひとつです。ですから、そのミッションが成功して「良いコースづくり」ができたときは是非、スタッフ皆で共感して喜び合えるような雰囲気であってほしいと思います。 そのような風土づくりが「良いゴルフ場」にとって一番大切な事ではないでしょうか。

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2.おわりに

コース管理における技術やそれに伴う様々な問題を考えてみました。何れにしましても、どのような季節においても安定したコースの品質をお客様が求めていらっしゃることは事実です。温暖化による気象条件や人員の確保など、さまざまな課題と厳しい環境の中でも、いかに良い品質のゴルフコースをイメージしてつくり上げていくかは永遠のテーマのようです。 そんな背景の中で、私たちは、託された仕事の中で良い芝生をつくり、お客様と共感して喜びあえる事を日々目標としており、ゴルフコース芝草管理でもそれを実現したいと考えています。これからはアウトソーシングと呼ばれる業務の外注化と言う事も大きな選択肢のひとつです。当社は50年を超える芝草専門会社としての歴史と実績があり、特にコース管理業務については、当社の有する経験と技術が最も有効に発揮できる場であると考えております。もし、読者の皆様の中に、コース管理の外注化などをお考えの方がいらっしゃいましたら、是非とも当社にご相談いただきたいと思います。

株式会社那須ナーセリー
代表取締役 落合 潤

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