取り扱い商品

当社の西洋芝をお求めになられる前に

当社で取り扱っております芝生は、西洋芝の中でも寒さに強く、暑さに弱い「寒地型(かんちがた)芝草」と呼ばれる種類のものです。

これらは、私達に身近なノシバやコウライシバといった暖地型(だんちがた)の日本芝と比較しますと、芝草としての特性から芝生の作り方、管理の仕方に至るまで、実に多くの面で異なっております。
当社の商品をお求めになられる前に、是非一度、当サイトの『芝草関連情報』ページをお読み下さい。
寒地型西洋芝の特性や芝生の張り方、管理の仕方などが分かりやすく解説されております。

当社では、ご注文いただければ全国どこにでも1平方メートルより配達いたしますが、温暖な地域(関東以南の地域など)にお住まいの方は寒地型西洋芝の特性を十分にご理解した上でお買い求め下さい。
※暑さのために梅雨明け早々に枯れることもありますので、十分ご注意下さい。

また、当HP内でご紹介する芝生管理方法等につきましても、あくまで一つのモデルであり、これによりどのような立地においても芝生の生育が保証されるものではありませんのでご注意ください。

芝草関連情報ページ

お張りいただく時期について

寒地型の西洋芝はノシバやコウライシバのように冬に白く枯れてしまうことはありませんが、東北、北海道や本州の高冷地などの寒冷地ですと、さすがに冬の低温期には生育が止まってしまうことがあります。また、暑さを苦手とする芝であるため、関東以南の地域では夏期に生育が衰えたり、枯れたりすることもあります。ご参考までに申し上げますと、寒地型西洋芝にとっての最適な生育温度はおよそ5℃~25℃です。

したがいまして、当社のソッドをお買い求めいただく場合には、上記の特性を十分にご理解いただき、芝張りに適した時期(北海道などの寒冷地以外は春期と秋期)をお選びいただくようお願いいたします。これは張替え補修のためにお買い求めいただく場合も同様です。当社としては施工後早々に枯れてしまう危険の少ない秋期の施工をお勧めいたします。

また、夏越しに失敗しないためのポイントとして、春期にお張りいただく場合には、梅雨期や夏期に備えて芝生を万全の状態に仕上げられるよう春の早い時期に施工されるとよろしいでしょう。そうすれば、梅雨入りまでに十分に根の張った丈夫な芝生に育てられると思います。

当社の西洋芝をお求めになられる前に【 商品は全てソッド(切り芝)となります。種子は取り扱っておりません。】

種   類 一般的な用途 出荷時の刈り高
ペンクロス・ベントグラス(黒土仕様) ペンクロス・ベントグラス(黒土仕様) ゴルフ場(土グリーン)、装飾用芝生向け 7~8mm程度
962・ベントグラス(サンド仕様) 962(きゅうろくに)・ベントグラス(サンド仕様) ゴルフ場(サンドグリーン) 向け 5~6mm程度
シャーク・ベントグラス(サンド仕様) シャーク・ベントグラス(サンド仕様)
ゴルフ場(サンドグリーン)向け 5~6mm程度
ビバターフ(ケンタッキーブルーグラス) ビバターフ(ケンタッキーブルーグラス) ゴルフ場(ティーグラウンド、フェアウェイ、
グリーンカラー等)、お庭の芝生、修景用芝生向け
15~20mm程度
ジョイターフ【当社独自商品】
(トールフェスク&ケンタッキーブルーグラス混合) ジョイターフ【当社独自商品】
(トールフェスク&ケンタッキーブルーグラス混合)
サッカー場、お庭の芝生、修景用芝生向け 20~25mm程度

・Aシリーズ・ベントグラス(サンド仕様)およびペンクロス・ベントグラス(サンド仕様)の生産は終了いたしました。
・上記商品の在庫状況につきましては「価格のご案内」ページでご案内しております。
・上記の芝は全て寒地型の西洋芝です。その特性を十分にご理解いただいた上でお買い求め下さい。
・出荷時の刈り高は季節等により僅かですが変動いたします。
・ソッドには1~1.5cm程度の厚さの土壌が付着しますが、この土壌が砂のものをサンド仕様、黒土のものを黒土仕様としています。

当社商品のご説明【 画像下部のスケールは全て1目盛=1mmとなっております】

ペンクロス・ベントグラス

ペンクロス・ベントグラス

ペンクロス・ベントグラス(黒土仕様)

クリーピングベントグラスを代表する品種「ペンクロス」を使用した黒土仕様のソッドです。「ペンクロス」は半世紀にもわたりロングセラーをつづける高い信頼と実績を誇る品種であり、いわばクリーピングベントグラスの「標準品種」といえるものです。最新品種と比べると葉はやや粗めで葉色や密度は中程度ですが、匍匐性に優れ、その旺盛な生育や高い回復力、環境適応力は今でも高く評価されています。

注)こちらはゴルフ場向けの商品です。一般のご家庭でグリーン並みに仕上げ、維持管理するには、相応の技術と労力が必要となりますので、どうか慎重にご検討ください。

962・ベントグラス(サンド仕様)

962・ベントグラス(サンド仕様)<販売を開始しました>

新品種「962(きゅうろくに)」を使用したクリーピングベントグラスのソッドです。砂の床土に向けたサンド仕様になっています。「962」は既存品種を超える高い耐暑性を持ち、乾燥抵抗性や踏圧抵抗性にも優れます。越夏時の健全な成長と優れた回復力、重要病害であるブラウンパッチやピシウム病への高い抵抗性なども特長です。

注)こちらはゴルフ場向けの商品です。一般のご家庭でグリーン並みに仕上げ、維持管理するには、相応の技術と労力が必要となりますので、どうか慎重にご検討ください。

シャーク・ベントグラス(サンド仕様)

シャーク・ベントグラス(サンド仕様)

新品種「シャーク」を使用したクリーピングベントグラスのソッドです。砂の床土に向けたサンド仕様になっています。「シャーク」は過去、全米芝草評価プログラム(NTEP)において総合評価ナンバーワンを獲得した実績を持ち、非常に旺盛な生育を示して年間を通じて高い芝密度を保ちます。葉は濃緑色できめ細かくアップライトな生育習性を示し、耐暑性やローメンテナンス性にも優れています。

注)こちらはゴルフ場向けの商品です。一般のご家庭でグリーン並みに仕上げ、維持管理するには、相応の技術と労力が必要となりますので、どうか慎重にご検討ください。

ビバターフ

ビバターフ

ビバターフ

「ケンタッキーブルーグラス」という寒地型の西洋芝を使用したソッドです。 アメリカ(南部を除く)では家庭の芝生として人気があります。とにかく葉色の美しさは格別で、寒冷地にお住まいの方には是非ともお勧めしたい西洋芝です。葉色は非常に濃く、葉幅はやや広めです。丈夫な地下茎を持ちますので、ダメージからの回復力もあります。
注)こちらは黒土仕様のみになります。

ジョイターフ

ジョイターフ

ジョイターフ

「ケンタッキーブルーグラス」と「トールフェスク」という2種類の寒地型西洋芝を使用したソッドです。「トールフェスク」は葉が硬く、葉幅も広いため、踏み付けなどに強いのが特長です。寒地型としては耐暑性が高く丈夫なため、サッカー場などのスポーツターフ用のほか、お庭の芝生として、また西洋芝の入門用としてもお勧めです。
注)こちらは黒土仕様のみになります。

・上記の写真は全て芝の生育盛期(初夏または秋)に撮影したものです。
・芝の密度や葉色は芝の育成日数や季節、施肥のタイミング等によって多少なりとも変化いたしますので、何卒、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
・寒さによる色落ちを低減するため、冬期間は保温シートによる防寒対策のほか、適宜、着色剤の使用も行っております。


※佐賀県にお住まいの方へ
平成18年4月1日以降、佐賀県では「佐賀県環境の保全と創造に関する条例」により、トールフェスク(和名:オニウシノケグサ)の植栽が禁止されております。よって、トールフェスクを含む「ジョイターフ」については佐賀県内へのお届けはできませんので、あしからずご了承ください。詳しくは佐賀県HP内の「県条例による移入種(外来種)規制の概要」をご覧ください。

商品の配送と荷姿

小口ご注文(約30平方メートルまで)の場合
通常、約30平方メートルまでは以下のように箱詰めし、宅配便(夏季のみクール宅配便)にてお送りしております


・ソッド1枚の大きさは約170cm×30cmで、厚さは約1.5~2cmです。
・ソッドは折りたたんで(丸めて)箱詰めいたします。
・ソッド2枚がほぼ1平方メートル相当となります。

・当社の段ボール箱1箱にソッド2枚(約1平方メートル分)が入ります。
・箱の大きさは長さ46cm×幅32cm×深さ24cmになります。
・1箱の重さは芝および土壌の含水量により異なります。雨天時や
 雨天の翌日などに切り出した芝は水分を多く含むため重くなります。

大口ご注文の場合

トラック

大口のご注文ですと、宅配便でなく大型トラック(チャーター便)にて配送することになりますが、その場合、上記のような梱包はございません。

また、チャーター便の場合、大型の4トントラックによる運搬となりますので、配達先までの道路が狭い場合などはお届けできないことがございます。4トントラックが十分に入れるだけのスペースがあるかどうかを予めご確認ください。

また、受注の際にはお届け先までの案内図をファックスでお送りいただくことになりますので、予めご了承下さい。

詳しくは商品価格の案内ページでご説明しております。是非、そちらも併せてご覧下さい。

西洋芝の購入をお考えのお客様へ

張芝の成否には使用するソッドの品質もさることながら、張芝の方法も大きく関わってきます。 美しい芝生を実現していただくためにも、是非、芝草関連情報内の各記事をご一読下さい。

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