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園芸店で購入できる芝生用資材のご紹介
< 2016年10月14日更新 >

注:以下の商品を当社で取り扱っているわけではありません。ご注意下さい。

しばしば「芝生、特に寒地型の西洋芝に使える農薬や肥料を教えてほしい。」というお問い合わせがございます。そこで、一般の芝生愛好家の皆様に、国内のホームセンターや園芸店で販売されている芝生用の資材を改めてご紹介したいと思います。以下に一覧としてまとめましたので、日々の芝生管理にお役立ていただければ幸いです。

なお、商品のお値段については記載しておりませんので、直接、販売店へお問い合わせいだだきますようお願い申し上げます。また、既に販売中止になっている商品がございました場合には、何卒、ご容赦賜りますようお願い申し上げます。

農林水産省からのお知らせです

昨年、無登録農薬が全国的に流通し、使用されている実態が明らかとなり、国民の「食」に対する信頼を損なう大きな問題となりました。

このため、昨年12月に農薬取締法が改正され、3月10日からこの改正法が施行されます。主な改正点は、@無登録農薬の製造、輸入、使用の禁止(販売は従来から禁止)、A農薬使用基準に違反する農薬使用の禁止、B罰則の強化などであり、農薬を製造・輸入・販売・使用するすべての国民に関係する内容です。

農家だけでなく、家庭菜園や花壇や芝の手入れをする方であっても、農林水産省の登録番号のある安全性の確認された農薬を、ラベルをよく読んで使うことが必要です。無登録農薬はみんなで排除しましょう。詳しい農薬情報は、農林水産省ホ−ムペ−ジ(http://www.maff.go.jp/nouyaku/)の「農薬コ−ナ−」をご覧下さい。

平成15年2月
農林水産省生産局生産資材課農薬対策室


写真左から
オーソサイド水和剤80
ベンレート水和剤
ダコニール1000
サプロール乳剤
商 品 名 販 売 元 成 分 名 効果のある病害注1
サンケイオーソサイド水和剤80
<家庭園芸向け>
住友化学園芸株式会社 キャプタン 葉腐病(ブラウンパッチ)
赤焼病
ピシウム病
STサプロール乳剤
<家庭園芸向け>
住友化学園芸株式会社 トリホリン さび病
フェアリーリング病
STダコニール1000
<家庭園芸向け>
住友化学園芸株式会社 TPN 葉腐病(ブラウンパッチ)
ヘルミントスポリウム葉枯病
GFベンレート水和剤注2
<家庭園芸向け>
住友化学園芸株式会社 ベノミル 葉腐病(ブラウンパッチ)
ダラースポット病
ロブラール水和剤注2
<業務用>
バイエルクロップサイエンス株式会社 イプロジオン 葉腐病(ブラウンパッチ)
雪腐小粒菌核病
紅色雪腐病
ダラースポット病
グラステン水和剤
<業務用>
株式会社ニチノー緑化
※バロネスダイレクトの商品紹介ページはこちら
イソプロチオラン
フルトラニル
葉腐病(ブラウンパッチ)
カーブラリア葉枯病
ヘルミントスポリウム葉枯病
雪腐小粒菌核病
紅色雪腐病
カシマン液剤
<業務用>
株式会社ニッソーグリーン
※バロネスダイレクトの商品紹介ページはこちら
イミノクタジン酢酸塩 ヘルスミントスポリウム葉枯病
炭疽病
ダラースポット病
トップグラスドライフロアブル
<業務用>
株式会社ニッソーグリーン
※バロネスダイレクトの商品紹介ページはこちら
チオファネートメチル 疑似葉腐病(イエローパッチ)
葉腐病(ブラウンパッチ)
ダラースポット病
炭疽病
立枯病(テイクオールパッチ)
カーブラリア葉枯病
ヘルミントスポリウム葉枯病
葉腐病(ラージパッチ)
疑似葉腐病(象の足跡)
ヘリテージ顆粒水和剤
<業務用>
シンジェンタ株式会社
※バロネスダイレクトの商品紹介ページはこちら
アゾキシストロビン 葉腐病(ラージパッチ)
疑似葉腐病(春はげ症)
フェアリーリング病
立枯病(ゾイシアデクライン)
赤焼病
ピシウム病
紅色雪腐病
葉腐病(ブラウンパッチ)

注1:家庭園芸向けの農薬はホームセンターなどで入手可能ですが、業務用のものはゴルフ場資材などを扱う専門業者が販売しています。通常、専門業者が個人のお客様向けに小口販売することはありませんが、幸いなことに現在、いくつかの農薬がインターネット通販サイトで販売されています。業務用のものは内容量が多く、高価でもありますが、家庭園芸用で対応できない場合には心強い味方になってくれるでしょう。

注2:耐性菌の出現を防ぐため、過度の連用は避け、異なる薬剤をローテーションして 使用しましょう。

注3:散布時期や散布方法、使用条件等により薬剤の効果は異なります。 説明書を良く読んで正しく使用しましょう。




写真左から
オルトラン水和剤
オフナック乳剤
商 品 名 販 売 元 成 分 名 効果のある害虫注1
オフナック乳剤 レインボー薬品株式会社 ピリダフェンチオン スジキリヨトウ
オルトラン水和剤 住友化学園芸株式会社 アセフェート スジキリヨトウ
シバツトガ
タマナヤガ
ケラ
シバオサゾウムシ(成虫)
アカフツヅリガ
オルトラン粒剤 住友化学園芸株式会社 アセフェート スジキリヨトウ
シバツトガ
スミチオン乳剤 住友化学園芸株式会社 MEP スジキリヨトウ
コガネムシ
シバツトガ
シバオサゾウムシ(成虫/幼虫)
フルスイング
<業務用>
株式会社日本グリーンアンドガーデン
※販売サイトはこちら
クロチアニジン コガネムシ類幼虫
シバツトガ
スジキリヨトウ
シバオサゾウムシ
タマナヤガ幼虫

注1:商品のパッケージやカタログで確認している適用害虫は黒字で表記しています。 茶色の害虫名はゴルフ場向けの同一薬剤において適用のある害虫です。

注2:上記は全て人畜毒性が「普通物」のものですが、殺虫剤には「劇物」も数多くありますので 農業用やゴルフ場用の殺虫剤は使用しないようにしましょう。

注3:散布時期や散布方法、使用条件等により薬剤の効果は異なります。 説明書を良く読んで正しく使用しましょう。




写真左から
バナフィン粒剤2.5
MCPP液剤

ご注意下さい!

【一般の芝生愛好家の皆様へ】

・寒地型の西洋芝は除草剤に対して非常にデリケートです。一般の方には安全で確実な手取り除草をお勧めいたします。

・密な芝生であればそれ程多くの雑草は発生しません。やはり、西洋芝の場合は手取り除草が最も安全かつ確実な方法です。除草フォークなどでこまめに抜き取ってあげましょう。

・ラベル通りに適正な使用をした場合でも、芝の状態によっては薬害が発生する場合があります。

・除草剤はその効果と危険性を十分に理解した上でご使用下さい。

商 品 名 販 売 元 使用できる芝種 使用時期 効果のある雑草
(使用方法)
MCPP液剤 株式会社理研グリーン 日本芝
ケンタッキーブルーグラス
雑草生育期 クローバー
畑地一年生広葉雑草
(全面茎葉散布)
バナフィン粒剤2.5 北興産業株式会社 日本芝
ベントグラス
ケンタッキーブルーグラス
雑草発生前 畑地一年生イネ科雑草
(全面土壌散布)
ブラスコンM液剤 北興産業株式会社 日本芝
西洋芝
雑草生育初期 (芝生育期) 一年生広葉雑草
多年生広葉雑草
(雑草茎葉散布)

注1:西洋芝に適用があるからといって必ずしも薬害の心配がないわけではありません。十分に注意して使用しましょう。

注2:上記以外にも市販されている薬剤はあるかと思いますが、除草剤には日本芝にしか使用できないものも多数ございますので、ご購入の際には良くラベルを読み、ご自分の芝生に使用できるかどうかをご確認下さい。

注3:散布時期や散布方法、使用条件等により薬剤の効果は異なります。説明書を良く読んで正しく使用しましょう。特に除草剤の場合、散布量のミスは芝生を全滅させる恐れがあります。十分にご注意下さい。

手取り除草には除草フォークが便利です。

成長調節剤
展着剤

写真左から
植物成長調節剤(ノビナイン粒剤)
展着剤(ダイン)

植物成長調節剤

商 品 名 販 売 元 使用できる芝草
ノビナイン粒剤 北興産業株式会社

日本芝

西洋芝(バミューダグラス、ベントグラス、ブルーグラス)

植物成長調節剤という薬剤があるのはご存知でしょうか?上記の薬剤はその中でも草丈の伸長を抑制するタイプのもので、成長抑制剤とも呼ばれます。このような薬剤を芝生に施用しますと、芝の上方向への伸びが抑えられ、刈込みの手間を軽減できるというメリットがあります。うまく使いこなせれば芝生愛好家の強い味方になってくれるでしょう。ただし、均一に散布しませんと芝生に凹凸ができ、それが長期間直らないということにもなりかねません。また、芝への安全性および効果は確認されているはずですが、この種の薬剤はかなりデリケートなものです。除草剤ほど危険ではないでしょうが、使用に際しては十分な注意が必要です。

注:散布時期や散布方法、使用条件等により薬剤の効果および持続期間は異なります。説明書を良く読んで正しく使用しましょう。

展 着 剤

商 品 名 販 売 元 効  果
ダイン 住友化学園芸株式会社

殺菌剤や殺虫剤、除草剤などの散布液を植物や病害虫にムラなく付着させ、薬剤の効果を高める、または効果を持続させる

上記のように、展着剤を散布する薬剤に加えることにより、よい安定した施用効果が期待できます。薬剤を芝の茎葉や害虫などに直に付着させる必要がある場合は必ず使用するようにしましょう。

注:使用に際しては説明書を良く読んで、正しく使用しましょう。


肥料

写真左から
液体肥料(ハイポネックス)
芝生用化成肥料(芝の肥料)

肥料には化学肥料や液体肥料、有機肥料、緩効性肥料などその性質の違いや分け方によって実に多くの名称(呼び方)があります。ここでは芝生に使用する肥料として最も多く使われるであろう化学肥料についてご紹介いたします。化学肥料に含まれない代表的な肥料としては堆肥などの有機質肥料がありますが、これにも多くの利点があり、もちろん芝生にも使用することは可能です。ですが、有機質肥料の場合、含有成分や含有比などが実に多様であり、うまく使いこなすにはそれなりの知識と経験が必要と思われます。また、堆肥などの有機質肥料ですと芝生の上から撒いた場合に美観を損ねたり、キノコの発生源になる恐れもあります。その点、含有成分の種類や量が明らかな化学肥料の方が商品によるばらつきも少ないですし、粒状や液体の方が芝生には撒きやすく、初心者にはこちらの方が断然、扱いやすいはずです。

化学肥料には固形の肥料と液体の肥料とがあり、固形の化学肥料はほとんどが粒状(粒状肥料)になっています。大きめの袋に入ってよくホームセンターの入り口付近に積まれていますので、誰しも一度は目にしたことがあるでしょう。一方、液体肥料(液肥)は小振りのタンクやボトルなどに入って売られており、通常は水で薄めて使用します。家庭園芸用ですとハイポネックスなどのブランドが有名です。

粒状肥料、液肥、それぞれに特長がありますので、うまく使い分けることが大切です。寒地型の西洋芝の場合、どうしても暑い時期には弱ってきますので、そのような時に肥料焼けの心配のない薄めの液肥を使用し、それ以外は粒状肥料を使うというのも一つの方法です。

肥料を購入する際は、3要素である窒素、リン酸、カリ(N-P-K)の含有比や中・微量要素の有無を確認することが大切です。いつも同じ成分比の肥料を使っていたのでは上達は望めません。季節や生育ステージ、芝の状態に応じて肥料の種類や量を使い分けることが施肥技術向上の第一歩です。

粒状化学肥料

粒状の化学肥料はそのまま肥料散布機で撒くか、手撒きをします。

散布時の課題はいかに均一に撒くかです。芝生を縦横に歩きながら少量ずつ散布するのが基本ですが、それを何回かに分けてやればより一層均一に散布できるはずです。

芝生の上に肥料の粒が長時間残っていますと「肥料焼け」を起こす心配がありますので、散布後は散水するとよいでしょう。

芝生用化学肥料

芝生用としてパッケージされた粒状の化学肥料です。一般的な粒状肥料よりも小さい単位で販売されています。芝生用と名の付くもの全てを調べた訳ではありませんが、このタイプには水平型(N-P-Kの成分比が同じもの)の緩効性肥料が多いようです。「芝生用」だからといって他の一般的な粒状肥料と特に成分が異なるということはないようですが、均一に撒きやすく、また散布後に肥料が目立たないよう細粒になっている点は便利です。他の粒状肥料に比べて高価すぎるというのでなければ、こちらがお勧めかも知れません。

※写真の肥料は朝日工業株式会社発売の商品名「芝の肥料」、500g入り、N-P-K=10-10-10、細粒タイプです。

農業・園芸用化学肥料

最もポピュラーな粒状の化学肥料です。実に多くの会社からいろいろな商品名で発売されています。ここで敢えて商品名を明記する必要もないでしょう。最寄りの園芸店に行けば必ず同じような商品が置いてあるはずです。

これらの粒状肥料を選ぶ際の注意点は、緩効性か速効性か、窒素、リン酸、カリ(N-P-K)の含有比はどうなっているか、また粒の大きさはどうか、などです。初心者に安心してお勧めできるのは緩効性のもので成分含有率の低い8-8-8などです。また、芝生に撒くため、粒はできるだけ細粒のものを選ぶようにしましょう。

液体肥料(液肥)

液体の肥料で、規定の倍率に水で薄めてからジョウロなどで散布します。液体ですので固形の肥料よりは均一に撒きやすいはずです。しかも濃度を間違えなければ、固形の肥料のように「肥料焼け」を起こす心配もありません。夏場に西洋芝へ施肥しなければならない場合などにお勧めです。ただ、このタイプの肥料は速効性であることや、液体ですので床土の保肥力が劣る場合(砂のみで造成した場合など)には肥料の保ちが悪いなど、使用にはそれなりの注意も必要です。芝生への施肥ではあくまで緩効性の粒状肥料を主体とし、液肥はその特徴を活かして補助的に使用するのがよいでしょう。

※写真の肥料は株式会社ハイポネックスジャパン発売の商品名「原液ハイポネックス」、480ml入り、N-P-K=5-10-5です。


芝草種子

写真左から
西洋芝の種子(2種混合)
同上(ケンタッキーブルーグラス)

基本的に当社のソッドを使用して芝生を作るのであれば、種子は必要ありません。もし、必要になるとすれば、傷んだ箇所を部分的に補修するようなケースでしょうか。それでもある程度まとまった面積であればその部分の芝を剥がし、またソッドを張る方が簡単で確実です。ただ、全ての西洋芝オーナーが当社のソッドを使用されている訳ではありませんので、ご参考までに種子についてもご紹介しておきます。

園芸店で販売している種子

園芸店に置いてある西洋芝の種子は種類も少なく、あまり選択の自由度はありませんが、購入する際には必ず草種を確認するようにしましょう。西洋芝といってもベントグラスやケンタッキーブルーグラス、ペレニアルライグラス、トールフェスクなど様々な種類がありますし、その種類によって(厳密には品種によっても)葉の細かさや色、耐病性、耐暑性などが異なります。

ゴルフ場のグリーンをお庭に作りたい!という方にはベントグラスを、そうでない方にはケンタッキーブルーグラスやトールフェスクをお勧めします。

耐暑性の高さで言うと、一般には、トールフェスク>ケンタッキーブルーグラス、ベントグラス>ペレニアルライグラスの順と言われています。このことを念頭に置いて種子を選ぶと良いでしょう。

商品名:西洋芝種子(袋詰め、1リットル入り)

発売元:(株)アタリヤ農園

草種:ベントグラス(品種名:シーサイド)とトールフェスク(品種名:メサ)の2種混合

商品名:西洋芝種子(缶詰め、1リットル入り)

発売元:(株)トーホク

草種:ケンタッキーブルーグラス(品種名は不明)

商品名:J.ガーデングラス(缶詰め、1リットル入り)

発売元:カネコ種苗(株)

草種:西洋芝(草種名および品種名は不明)

商品名:西洋芝のタネ(ローンスィード)(缶詰め、4デシリットル入り)

発売元:カネコ種苗(株)

草種:トールフェスク(品種名:ファルコン2)80%+ペレニアルライグラス(品種名:ウィザード)20%

種苗会社で販売している種子

当社のようなナーセリーやゴルフ場などでは大量に種子を使用するため、種苗会社から大きな袋詰めのものを購入します。当然のことながら、扱われる草種や品種の種類も多く、最新の優れた品種を使用できます。

主な芝草種子取り扱い会社としては、紅大貿易さん、雪印種苗さん、タキイ種苗さん、カネコ種苗さん、東洋グリーンさん、研光通商さん、サカタのタネさんなどがありますが、この内、紅大貿易さん雪印種苗さんタキイ種苗さんサカタのタネさんなどは家庭園芸向けの小口通信販売も行っているようです。興味のある方は是非、そちらのホームページをご参照下さい。

※写真はトールフェスク(品種名:ジャガーIII)の種子、22.5kg入りです。

※当社では種子の直接販売はしておりませんが、お取り寄せでの販売(種苗会社からの直送)ならば可能です。メール等でお問い合わせください。

土壌改良材

写真左から
バーミキュライト
パーライト
ピートモス

土壌改良材とは、土壌の物理性や化学性、生物性を改良して、土壌の地力を維持増進させる目的として土壌に施す資材のことです。広義では、私達が肥料として考えるようものでも化学性の改良に役立つもの(例えばリン酸質肥料や石灰質肥料など)は土壌改良材に含まれます。

したがって、全ての土壌改良材をご紹介するとなると、非常に多くの種類があり、また中には性質や効果の定かでないものも存在するため、ここではあくまで当社が西洋芝の床土、特に砂床土への施用をお勧めしたい資材のみをご紹介させていただきます。

鉱物質資材

天然鉱物や鉱さい、焼成岩石、石こうなど、鉱物を原料とした土壌改良資材です。分解しにくく長持ちするものが多いのですが、効果や機能は限定されるものが多いため、目的に応じて使い分けたり、組み合わせて使う必要があります。

名称:焼成バーミキュライト

効果:保水性アップ、保肥力アップ、通気性アップ、透水性アップ

バーミキュライトは蛭石とも言われ、それを高温で焼きますと多孔質の軽い資材になります。これが焼成バーミキュライトで、重量の約6倍の吸水能力を持ち、肥料養分を多く吸着します。園芸用として広く利用されるので入手しやすく、効果も確かなのですが、問題はその耐久性です。パーライトと同じくあまり強度は高くないので、芝生のような踏圧を受ける土壌に使用した場合、いつまでその形状(性能)を保てるかが不安です。使用に際しては慎重な判断が必要でしょう。

名称:パーライト

効果:保水性アップ、通気性アップ、透水性アップ

真珠岩を粉砕し、高温で加熱したもので、孔隙率が極めて大きいため、重量の2〜3倍の吸水能力を持ち、通気性、透水性、保水性に優れます。砂質土壌の保水性を補うには最適なのですが、ただ、芝生の場合には人や機械による踏圧を受けるため、耐久性の低さが心配です。また、砂などに混ぜるにもその軽さゆえに均一に混ぜるのが難しいという問題もあります。

商品写真なし

名称:ゼオライト

効果:保肥力アップ、養分の補給、リン酸の利用効率アップ

土壌改良材として販売されるゼオライトは、ゼオライト(沸石)を含む凝灰岩を粉末もしくは小粒状にしたものです。保肥力が大きく、しかも塩基類を多く含むので、保肥力の向上と失われた塩基の補給に効果があります。また、リン酸吸収係数が小さいため、施用したリン酸の肥効を高めるなどの効果もあります。保肥力を強化する資材として非常に優れており、特に粒状のものは砂質系土壌とのなじみもよく、耐久性もあって安心しておすすめできます。砂をベースにする場合には、砂と同じ粒径のものを使用します。 あまり園芸店では見かけませんが、ネット通販であれば入手可能です。

有機質資材

有機質資材には泥炭(草炭)を材料としたもの、若年炭を材料としたもの、製紙・製材の残渣を材料としたものなどがあります。有機質資材には有機分や繊維分が多く、改良効果は土壌物理性、化学性、生物性全般にわたります。

名称:ピートモス

効果:保水性アップ、通気性アップ、透水性アップ、保肥力アップ、土壌の膨軟化、アルカリ性土壌の矯正(中和してないもの)

ミズゴケ泥炭を水洗いして泥状の部分を取り除き、乾燥、切断、篩い分けしたもので、そのままでは強酸性なので、石灰などを加えて中和したものもあります。使用する前に中和されているかどうかを確認し、酸度調整済みと明記されているものを選びます。また使用する場合は予め水を含ませ、適度に湿った状態で砂と混合するようにしましょう。

上記のように種々の効果があるからといって、使いすぎるのはよくありません。砂に混ぜるのであれば10%程度に留め、他の有機質資材や鉱物質資材と併用することをお勧めします。