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482だより

2006年12月号

11月初旬に北海道旭川市にある話題の旭山動物園に行く機会がありました。私は動物園や水族館が好きでよく行きますが、旭山動物園には以前から行きたいと思っておりました。ただ、ベストシーズンの夏はホッキョクグマが暑さに参って元気がないことやあふれるばかりの人で満足に見られないようなことを聞いておりました。

そこで敢えて11月に行ってみたのですが、11月初旬の旭川は落葉も済み、あとは降雪を待つばかりという状況で、大変殺風景な印象でした。さすがに11月ということもあり、当日はおそらく夏の10分の1もない来場者だったのではないでしょうか。幸いに天候にも恵まれ、寒くもなく充分に観賞することができましたが、その中で印象的だったのがオランウータンで、私はマレーシアでほぼ自然の状態のものを見ておりますが、それと比べると全く違う動物のように感じました。それは暖かい地域の動物を旭川のような寒い地域で、しかも囲まれた環境の中で見たからだと思うのですが、やはり動物や植物はその適した環境の中で育てられて初めて幸福というものだと思います。

旭山動物園は今では来場者が上野動物園より多いそうですが、動物の種類や環境などからみても何故なのかよく判りません。上野動物園は子供が多いのですが、旭山動物園では中年男女が多く、バス等によるツアーとして参加しているという感じです。

ゴルフ場はしばしば交通事情の悪さを来場者不足の理由にすることがありますが、旭山動物園を見てみますと、いかにその魅力を表現し、発信することが重要であるかを痛感いたします。ゴルフ場では来場者に占める女性の割合が10%程度といわれる中で、旭山動物園ではたぶん女性の方が多いのではないかと思われ、なんともうらやましい限りです。

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