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482だより

2001年3月号

昨年暮れの予報ではこの冬は暖冬だろうとのことでしたが、今年は、正月7日夜からの大雪に始まり、近年になく雪の多い冬となりました。当社でもゴルフ場の営業はもとより、いろいろなところで積雪による悪影響を受けております。このところ数年間は暖冬傾向ということもあり、この冬は寒さも厳しく感じられ、ことのほか春が待ち遠しく感じられる冬でした。

反面、今年はいわゆる山雪といわれる西高東低の気圧配置による雪はあまりなく、那須降ろしなどと呼ばれる強い風も少ない冬でもありました。

暖冬傾向ですと、いわゆる里雪が多くなるわけですが、それが今年のように正月早々から降り始めますと、ここ那須地方では日照不足や極端な低温で雪が凍結してしまい、融雪に大変な時間を要するようになります。

本来、里雪というのは、2月や3月になって日本の東の海上を低気圧が通り、雨が雪に変わるのが本当なのですが、今年のように正月早々にこのような形になることは珍しいように思います。しかも、里雪といわれるように里に多く雪が降って、那須のような山沿いにはほとんど降らないことが多いわけですが、今年は那須の方までが大雪になっています。これは中途半端な暖冬の影響なのかも知れません。

雪というのは、ゴルフ業界にとって大きなマイナスであるばかりか、芝にとってもほとんどプラスの要素はありません。このところの暖冬傾向から見て、来年以降も寒い冬へと逆戻りするとは考えにくいのですが、中途半端な暖冬になって今年のような大雪にだけはなってほしくないものです。

暦も3月になり、いよいよ春の到来間近です。3月にもなりますと、光の春といわれるように日差しが明るく、まぶしいように感じるものです。また、芝生も永い冬眠から目覚め、根、茎、葉が活発に動き出し、「スプリングフラッシュ」と呼ばれるような旺盛な生育を始めます。21世紀のスタートとして、今年こそ、ゴルフ業界にも春の陽光のような明るい光が射してくれることを願っています。

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