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482だより

2001年4月号

バブル崩壊後の日本経済の低落と同じく、ゴルフ業界も立ち直りのキッカケを見出すことができないような状況にあり、まだまだ春は遠いという気持ちを強く持っています。

ゴルフ業界にとって何が一番の原因かというと、私はゴルフコースへプレーヤーの足が遠のいていることだと思います。その足の遠のく原因が何かというと、プレー料金がまだまだ高いことだと思います。

私が考えるところでは、ゴルフのプレー料金が平日5,000円、土日でも10,000円以下であれば、もっともっとプレーヤーは増えるはずです。ただ、問題はこれらの料金を提供できるようなゴルフ場側の態勢がとれるかどうかということです。

そうした中で、私は、これからのゴルフ場のプレースタイルは、アメリカの一般的なゴルフ場のそれに似たものになるべきだと考えており、いわゆるゴルフコースのクラブハウス不要論なるものを唱えています。

アメリカのゴルフ場のスタイルとは、乗用カートでワンラウンドスループレーで、食事を特にとるわけでもなく、ホットドッグと缶ビールがあれば充分というものです。プレーヤーにとってそれ以外に必要なものはトイレぐらいでしょう。日本でもこのようなゴルフスタイルになれば、コース管理を除いた人員は10名以下いうことになる筈です。ですから私は、日本のゴルフコースのプレー料金を高くしているのは、多くの人員や維持費を必要とするクラブハウスの存在だと思っています。

もし、日本のゴルフコースから全てのクラブハウスを無くしてしまったなら、ゴルフコースに求められるのは、コースの芝生管理やプレーのための設備を立派にすることだけになるわけで、それ以外にあるとしても、プレーの進行を早めたり、美しい景観を求めるための改造工事くらいだと思います。そうなれば、プレー料金を今よりも更に下げることが可能となり、ひいては大幅な集客数の増加につながるものと考えます。

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