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482だより

2001年5月号

当社が1973年(昭和48年)に、それまで日本になかったベントグラスのソッド生産販売という事業からスタートしましたことは既に何度も申し上げました。当時(今もそうかも知れませんが)、ベントグラスというのは芝草の中で最も維持管理が難しいとされていました。

ソッドを製品化するまでには、圃場を整地してから、ベントグラスの種子を播き、それを育て、ロール状にして出荷するまでの一貫した作業が必要になりますが、その間(最低一年間)の維持管理の良否によって、製品の質には大きな差が出てきます。ベントグラスのターフを作ることと、それをソッドとして出荷できるまでの状態にすることとは違います。スタート当初は、それなりにいろいろな問題に直面しました。しかも、潅水については面積的にも全く不可能という厳しい状況でもありました。

そうした問題を一つ一つクリアしてゆき、どうにか商品として出荷できる状態にまで仕上げることができた訳ですが、そうした経験が、その後の当社の事業展開に大きなプラスになったことは言うまでもありません。

現在では、各地のゴルフコースの維持管理も手掛けるまでになりましたが、これも基礎にベントグラスのソッド生産で培った経験と技術があったればこそだと思っています。

ゴルフコースの経営環境が年毎に厳しさを増す中で、今後益々、ゴルフコースの芝草維持管理は少ない経費で最高の品質を保つことが必要とされてくるはずです。当社としましては、これまでに蓄えた種々のノウハウを活かし、この部門の更なる事業拡大を図りたいと考えております。そしてそれが、ひいてはわが国のゴルフ業界全体のレベルアップと発展に寄与することになれば幸いであり、それがまた、当社の使命であると考えております。

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