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482だより

2001年10月号

ここ那須地方について言えば、今年の夏は梅雨がほとんどなく、7月の初めから猛暑が続きましたが、8月に入ってからは一転してさほど暑くない夏となりました。

気象庁は当初、7月11日の梅雨明けを発表しておりましたが、9月になってから梅雨明けを7月1日に変更する旨の発表がありました。8月号で私は6月30日に梅雨が明けたように思うと書いたのですが、これは当たらずとも遠からずだったようです。

また私は、今夏、7月と8月のそれぞれに暑さのピークがあると予測したのですが、8月は思ったほどの暑さがないままで終っています。ただ、これはあくまで北関東以北だけの現象だったようで、南関東よりも南の地方では8月に入っても変わらず猛暑が続いていたようです。いずれにしても今年は異例の早さで猛暑が始まった大変厳しい夏ではありました。

以前、梅雨が芝草、特に寒地型芝草へ与える多大なる悪影響についてはこの482だよりの中でも申し上げたと思うのですが、その点からすると今年の梅雨はあまり梅雨らしくなかったため、寒地型芝草にとってはプラス材料であったと思います。ただ、7月は連日の猛暑と異常乾燥ということで、こちらは寒地型芝草にとって大きなストレスとなってしまったのは間違いありません。

寒地型芝草の場合、最もマイナスとなるのは猛暑と多雨の両方に見舞われることであり、降水量が少ないこと自体はむしろプラス材料となるわけですが、それもあくまで程度の問題で、今年のような極端な乾燥が芝にとっていいわけはありません。どうも近年は夏も冬も極端な気象になることが多く、芝草にとっても、また人間にとっても厳しい気象になっている気がいたします。

話は変わりますが、9月になって動きの遅かった台風15号が過ぎてホッとしたところへ、アメリカからとんでもない事件の発生が伝わってきました。

今回の事件は史上最悪のテロ事件として、世界史上でも永遠に記憶されるものとなるでしょう。マスコミ等では今回のテロ事件について「新しい戦争」という表現をしておりますが、敵がはっきりと見えない「新しい戦争」をどのように解決するのか、アメリカだけでなく、人類全体にとって大きな課題が突きつけられたように思います。

この事件の影響は世界経済にまで及ぶと言われていますが、果たして世界の経済がどの程度まで悪化し、また日本の景気回復をどの程度遅らせることになるのでしょうか。今はまだ定かではありませんが、私共の関わっているゴルフ業界にも少なからず影響が及ぶことになるのは間違いないと思われ、今後の動向が心配されるところです。

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