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482だより

2001年12月号

今年も年の暮れが迫ってまいりました。今年は21世紀という新しい世紀を迎えるということで、皆様もひときわ期待に胸ふくらませた年だったのではないでしょうか。特に私などは、日本の長期の不況やらデフレやらを早く振り払いたいものだと大いに期待をした一年だったのですが、残念ながら期待通りの年とはなりませんでした。それどころか9月11日のあの歴史的なテロ事件という余計なオマケまで付いてきてしまいました。

そうしたこともあって、私共の関わっているゴルフ業界にしても、今年は何ら明るい材料のない不毛の一年だったように思います。ただ一つ言えることは、今後日本の経済がどのような奇跡的な回復をしたとしても、10年前のようなゴルフ業界の復活は絶対にないということでしょう。したがって、これからこの業界に求められるのは、このような状況の中にあっても生き残れる体質を作ることだと思います。

ポイントは、いかに安いプレー料金でいかに品質の高いゴルフコースを提供できるか、ということになるでしょう。そのためにはより一層の経費削減が必要となりますが、問題はどの部分の経費を抑えて運営するかだと思います。この判断を間違えれば、更なる集客減をもたらすことにもなりかねません。まさに経営者の力量が問われるところだと思います。

先日の新聞によれば、今年は日本のゴルフ史でちょうど100年目に当たり、アメリカは113年目だそうです。アメリカではここ数年、毎年400ヶ所近いゴルフコースがオープンしており、特に9ホールのゴルフコースが増えているということです。その背景には、1ラウンドにほぼ1日かかってしまう18ホールのコースよりも、半日でプレーできる9ホールの方を好むプレーヤーが増えてきたという事情があるようで、いかにもカジュアルにゴルフを楽しむアメリカ人らしい理由だと思います。

日本ではまだこのようなことが言われたことはありませんが、国土が狭く平地の少ない日本でこそ言われるべきことなのかも知れません。しかも、日本でゴルフがよりポピュラーになるためには、この“半日あればゴルフが楽しめる”ということが大切なのだと思います。

いずれにしても、日本のゴルフスタイルが大きく変わる方向にあるのは間違いのないところです。

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