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芝生と共に半世紀 弊社の会長から芝生を愛する皆様へ

芝生の生産・管理・工事に半世紀携わってきた、プロのコラム
 482だより 2002年1月号

新年明けましておめでとうございます。

早速、当482webへのアクセスをいただきまして誠に有り難うございます。新年のお慶びと共に謹んで感謝申し上げます。

当ホームページも3年目を迎え、お陰様で皆様からのアクセスも年々増え続けてきており、何とも有り難く、また心強く思っている次第です。ただ、内容につきましてはまだまだ不充分でありますので、今後も引き続き改善に努め、皆様方のご要望ならびにご期待に添えるようなサイトにしたいと考えております。今年も何卒ご指導ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。

さて、今年2002年はいよいよこの日本で、あのワールドカップサッカーが開催されます。おそらく半年後には日本と韓国それぞれの競技場において白熱した試合が展開され、世界中の熱い視線が注がれることでしょう。そして世界中のメディアがその勝敗の行方だけでなく、日本の競技場の設備やピッチの芝生についても注目し、その良し悪しを大きく取り上げることになるはずです。

それが果たしてどのような評価になるかは分かりませんが、少なくともそれを契機に日本国内でも「サッカーは天然芝上で行うスポーツである」という認識がより一層広まり、結果として競技場関連でのビジネスチャンスが増大するものと考えております。当社としても、これに合わせて競技場に関連した商品の開発、販売促進に力を注いでいきたいと考えております。

一方、昨年は日本のゴルフ史100年に当たる記念すべき年でしたが、ついにゴルフ業界もバブル崩壊後の長期低迷から抜けきれないまま新しい年を迎えることとなりました。当社のみならず、ゴルフ業界に関わる企業は皆、多かれ少なかれ苦しい戦いを強いられていることと思います。

しばしば構造的な問題のようにも言われるこのゴルフ業界の不況ですが、しかし、それでもゴルフというスポーツの素晴らしさに変わりはなく、また、このような苦しい状況の中にこそ大きなビジネスチャンスも存在しうるはずです。ですから、問題はいかに混沌の中に埋もれているビッグチャンスを見つけ出し、それを活かせるかであり、その実現こそが今後も企業が生残ることのできる唯一の方法だろうと考えております。当社としても、従来からの主力事業であるゴルフ場関連のソッド販売や芝草のメンテナンス請負、ゴルフ場全体の受託運営についてはその業績の向上にむけてより一層邁進しつつ、数少ないビジネスチャンスを見つけ出し、果敢にチャレンジして行きたいと思っております。

以上、新年の抱負のようなことを申し上げましたが、最後に、今年一年の皆様方の当社に対するご愛顧とご支援を心からお願い申し上げ、新年の御挨拶といたします。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

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