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482だより

2002年2月号

当社、株式会社那須ナーセリーは1月末に創立29周年を迎えました。

私共の会社は1973年(昭和48年)1月28日にスタートしており、当時を振り返りますと、田中角栄内閣の列島改造論により日本中が開発ブーム、不動産ブームで沸き立ち、ゴルフ場も数多く開場を迎えておりました。しかしその年の後半には、一転してあのオイルショックが日本中を覆いつくすことになり、石油やガソリンが不足し、ひいては洗剤やトイレットペーパーまでが買い占められるほどのパニックになりました。当然のことながら、このことはゴルフ場の開発にも水を差すことになり、ゴルフ場ブームも急速にしぼんでしまいました。そしてその余波を受ける形で当社の芝も売れなくなり、創業間もない当社にとって初めての厳しい試練となりました。

しかし、そうした経済の混乱も1978年(昭和53年)を底として、徐々に上向くことになりました。そしてついには1990年のバブル崩壊と呼ばれるところへまで一気に突き進むことになったのです。

歴史は繰り返すといわれますが、今また、私共の会社では2度目の試練の時期を迎えております。しかも今回の景気の谷はグランドキャニオン並みの世界最大級の谷のようで、このまま日本が沈没してしまうのではないかと思われる程です。ただ、バブル期当時を振り返ってみますと、今回の不況は日本人がマネーに踊ったタタリとも思えますので、ここで私たち日本人は大いに反省することも必要でしょう。そうすれば、これまでいくつかの苦難を乗り越え、貯えられてきた私たち日本人の英知と経済力によって、必ずや日本も生き返るものと思います。

ただその為には、老害ともなりかねない私のような年配者の力ではなく、若い人の活力と精気こそが必要になるはずです。私共の大きく関わっているゴルフ業界も従来の奢りを反省し、謙虚な気持ちに切り替え、バブルの夢に囚われない若い力を得ることこそが立直りのための第一の要件かと考えます。

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