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482だより

2006年4月号

3月21日に東京のさくらの開花発表があったその日は、アメリカ・サンディエゴで日本チームがWBCに勝って世界一になり、日本中が湧いた日でもありました。

韓国に2回負けた段階でほとんど絶望的だった情況から這い上がっての優勝でもあり、全国紙でも1面トップに掲載されました。スポーツ記事での1面トップは異例ということですが、その反響の大きさを考えればそれも判ります。

ただ、日本人の野球好きからみても今回の盛り上がりは異常ともいえました。開催方法などにも問題が多々あったようですが、特に話題となったのは審判の誤審問題でした。審判を必要とするスポーツの宿命でしょうが、選手のプレーとは別なところでチームの勝敗が左右されるというのは誠に残念なことだと思います。その点、ゴルフは一般のプレーであれば審判は必要なく、この点もゴルフというスポーツの優れたところだと思います。

今回の王ジャパンが掲げた「スモール・ベースボール」というのは、パワーだけでなくチームプレーを重視したきめの細かい野球のことだそうですが、この「スーパースターの力でなく、チームのまとまりで勝ち抜く」というのは日本人に向いているように思います。この点は企業の生き方にも通じることで、たとえ小粒であってもトップ以下がチームプレーでまとまれば強い企業が生まれると私は考えます。ゴルフもチームプレーこそありませんが、非力な女性や私ども高齢者などでも十分にプレーを楽しめるという点は、まさに「スモール・ゴルフ」とも言えるもので、これもまたゴルフというスポーツの優れた点だと思います。

いよいよ花開く春がスタートしましたが、今年はWBC優勝の野球界やドイツW杯の控えるサッカー界だけでなく、ゴルフ業界も大きく開花してくれることを念願しています。

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