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芝生と共に半世紀 弊社の会長から芝生を愛する皆様へ

芝生の生産・管理・工事に半世紀携わってきた、プロのコラム
 482だより 2009年3月号

今冬は極端な暖冬のまま終わることが予想されています。

関東で最も寒いと思われるここ那須地方でも、今年は降雪量が極端に少なく、土壌の凍結も少なく終わりそうです。このまま暖冬傾向が続けば、おそらく梅や桜の開花も異常な早さになるでしょうし、それと同じく芝生も早目に緑化が進むことが予想されます。

冬が暖かいことは灯油の消費量が少なくなったり、冬物衣料が売れなくなったりと、景気の上では困ることがあるようですが、私共のゴルフ業界にとってはプラス材料以外ありません。私個人としても年を重ねる毎に冬の寒さが辛くなってきましたので、こうした暖冬傾向は大変有り難く感じられます。あまり良い話題のない世の中にあって、数少ない好ましいことの一つと感じます。

日本政治の混乱はまだまだ治まりそうもありませんが、ゴルフ業界は着実に新しい変化を迎えつつあります。石川遼選手のマスターズ出場も決まり、アメリカツアー第一戦での善戦も話題になりました。今後のアメリカでの活躍にも大いに期待したいところです。

そして、更に期待したいのは、このことで一人でも多くの子供達がゴルフに関心を持ち、ゴルフ場に足を運ぶようになってくれることです。それにはやはりご両親の理解と手助けが欠かせません。もしお子様がゴルフに興味を持たれたなら、是非とも親子でゴルフ場へ足を運んでいただき、一緒にプレーを楽しんでいただきたいと思います。

一方、ゴルフ業界の経済状況はというと、こちらは今年も決して楽観視できるような状況ではありません。ですが、私共も芝生の維持管理という当社に与えられた業務の中で、最大限の努力をして行くつもりでおります。当社も今年は新しいゴルフ場での芝草管理業務が始まることになり、大変身の引き締まる思いでおります。お客様からのご期待に応えるためにも、これからのゴルフシーズンを完璧な状態で過ごせるよう頑張らなければならないと思っております。

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