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芝生と共に半世紀 弊社の会長から芝生を愛する皆様へ

芝生の生産・管理・工事に半世紀携わってきた、プロのコラム
 482だより 2009年5月号

清々しい初夏を迎え、いよいよ今年も芝草の生育が本格化してきます。この時期は芝草管理を行う上で最も多忙な時期であり、それと同時に、管理者にとっては最も緊張の必要な時期でもあります。

寒地型芝草、特にベントグラスについては、夏期の衰弱・体力低下をいかに最少にするかが重要なのですが、この時期はそのための体力づくりを行う非常に大切な時期でもあり、管理者はそれに向けての最大の注意が必要となります。

これからの4~5ヶ月間でこれまでの一年間の維持管理の良否がはっきりと判定されることになるわけで、いわば一年の総決算の時期とも言えます。

地球温暖化による悪影響として集中豪雨の多発や日照不足などがありますが、これらは特に芝草の体調不良を招く大きな原因と言えます。最近の気象傾向は管理者にとって非常に悩ましい問題であり、特にこれからの大切な時期に異常気象とならないことを祈るばかりです。

ゴルフ界ではマスターズトーナメントが今年初のメジャーとして大きな話題になりました。結果的には、石川遼選手は惜しくも予選落ちとなり、注目のタイガー・ウッズ選手もタイガーチャージが遅れ、今年もメジャーの初戦を落とす結果となりました。

その一方で、片山晋呉選手の活躍は素晴らしく、特筆すべき結果となりました。恐らく今後も含めて、片山選手にとってアメリカメジャーにおける最高の結果になるような気がします。果たして、石川選手が将来、今回の片山選手の成績を越えることができるのか、大いに注目されるところです。

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